学校検診と歯医者での検診の違い

2016.04.08 / 予防歯科 / Author:

こんにちは。

4月に入って新学期、新生活が始まった方もたくさんいらっしゃると思います。

学校での歯科検診もそろそろ行われる事と思います。

 

そこで学校からのプリントをもらって「あれ?」って思ったことはありませんか?

そうなんです!

学校検診は歯科医院で行う検診とは、チェックの基準や目的が少し異なっているのです。

 

まず学校歯科健康診断とは、「学校保健安全法」に定められ、文部科学省指導の元で行われるもので、

子供の成長の状況を把握すること、

潜在する疾病を早期に発見して適切な処置を講ずること、

生涯の健康のための教育効果を高める事が目的であり、

健康であるかどうかふるい分けることを目標としたスクリーニングであり、

医学的な立場からの確定診断を行うものではない。というのが定義です。

 

一方、歯科で行う検診は、

厚生労働省の管轄で行われ、精密な検査をしてお口の中の病気を確定診断し、

問題を洗い出して、治療や経過観察をするために行われます。

レントゲン写真を撮ったり、歯周ポケット検査を行って歯周病の進行度を測定するなどして

精密に調べます。

では、なぜ学校の歯科検診は定期的に行われるのでしょう。

それは学齡に達したお子さまのお口の健康度をふだんから把握し、適切に導くことによって、

穴が開く前に虫歯を食い止めたり、歯肉の炎症を止めることができるからです。

そして、この目的のさらに奥には、歯の健康を守るという課題を通じて、

「自立的に自分の健康を守る力を育てる」

「生きる力を育てる」

という学校教育ならではの最終目標も設けられています。

学校の歯科教育で 「歯の大切さ」や「歯の守りかた」を学ぶこと。

将来、お子さまが歯で苦労しない大人になるために、

学校でもらうプリントの結果をお子さまと一緒に確認していただき、

「健康な歯への入り口」として、そのお知らせを是非活用していってください。

そして歯科医院を受診し、治療が一通り終わってからも、

定期的に歯科医院に通い、ふだんから虫歯や歯周病を防いでいきましょう。

実は虫歯になってから通うよりも、定期的に検診にいらして頂いた方が、

通院回数も減るので、肉体的・金銭的負担が軽くて済みます。

是非とも皆様、検診にいらして下さい。

では、また…。

« | »