歯周病とメタボの関係

2014.11.13 / 予防歯科, 健康&美容 / Author:

こんにちは。

歯科医院で行う予防処置は、お口の中の健康ばかりでなく、全身の健康づくりやアンチエイジングに重要な役割をもっています。

今までの歯科医療は、歯の健康を守る歯磨き、歯を残すための治療等、お口の中だけの健康までしか考えていませんでした。

しかし今は、お口の中の健康はアンチエイジングへの手段であり、歯周病の予防は慢性炎症による代謝性疾患の予防につながり、歯のないところの治療や被せ物の治療は、柔らかい食べ物である炭水化物の摂りすぎや、丸呑みによるカロリーオーバーと栄養不足を改善することにつながります。

このようにお口の中の疾患の中でも、とりわけ ”歯周病” と ”噛むという機能の低下” が、血管の健康やメタボリック症候群とも深く関係していることが分かってきました。

歯周病は血管病ともいえます。

歯周病により歯を支えている骨がとけてしまい、歯を失うばかりではなく、歯と歯肉のすき間である歯周ポケットから血液の中に細菌や内毒素などの汚物が直接入っていく疾患でもあります。

毎日少しずつの量ではありますが、血管の中に入り続ける菌血病が起こります。

これらは動脈硬化の原因にもなります。

また歯周病は、腫れた歯肉から出る炎症性物質が、血糖値を制御するインスリンの働きを阻害するもので、糖質代謝に悪影響を与えます。

歯周病はこのように全身の代謝を悪くしたり循環器(血管)の健康をも損ねてしまう深刻な病気です。血管とともに人は老いると言われています。

 

歯周病予防の為に、定期的な機械での歯のお掃除と、レーザー(エルビウムヤグレーザー)を歯と歯肉の間に照射することで、歯の寿命は延びます。

加えて全身の健康管理にもなります。

定期的にご来院されていた方が1~2年程あいて、久々にいらっしゃった時には、既に抜歯同然の状態になってる!なんて事はよくあります。

本当にそういった方は多いです。

予防でいらっしゃってる時は、特に痛いところや違和感を感じるところはないので、

”本当にこの治療は必要か?”

と思われることはよくあると思います。

しかしその結果、数年間メンテナンス治療を怠るがゆえに抜歯になり悲しい思いをされている患者様をたくさん拝見しております。

無駄とは思わず定期的なメンテナンスを受けることをお勧め致します。

 

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