歯周病が関節リウマチを誘発する

2013.06.20 / 健康&美容, 未分類 / Author:

こんにちは。今日も雨がシトシト降っていますね。

さて、先日から読み始めた「噛み合わせが人生を変える」の本に載っていたのですが、

歯周病が関節リウマチを誘発する!という内容が書かれていました。

関節リウマチとは自己免疫疾患のひとつで、本来自分を守るべき免疫系が、自分自身を攻撃してしまう病気です。

原因ははっきりされていませんが、体のどこかに慢性炎症があると、それが誘因になって免疫システムの暴走が起こるというのが有力な説です。

その慢性炎症のひとつに歯周病があると言われています。

私の父も実はリウマチ患者で、リウマチの症状は酷くはありませんが、中等度以上の歯周病患者です。

歯周病と関節リウマチの関係は、最近になり海外の研究でも報告されています。

中等度以上の歯周病があると、リウマチの発症率が上がるというのです。

関節リウマチ患者の歯周病を治療すると、6週間後に関節リウマチが改善したとの報告もあります。

重度の歯周病を治療した患者と治療しない患者を比較した結果、治療した患者は関節リウマチの活動性を示す数値が低下したのに、治療しなかった患者は変化が見られなかったそうです。

関節リウマチの初期症状である手指の朝のこわばりなども、残存歯が少ないほど強くなっていたそうです。

関節リウマチのお薬は薬価が高く、保険適用の3割であっても、薬代を払えない為に効果的な治療を受けられない人も多いようです。

歯周病の予防が関節リウマチの予防につながれば医療費負担も減らせるのかな?と思います。

歯周病は口の中だけの問題ではなく、全身疾患とも深くかかわっています。

どうか皆様、毎日の歯間ブラシ・フロス・洗口剤・・・・で、お口のケアをしてください。

歯周病は心臓病や糖尿病といった生活習慣病に深く関係し、肺炎、早産などのリスクを高めます。

アメリカでは「Floss or die?」というキャッチフレーズまであります。フロス・オア・ダイ?

「フロスを使って口腔ケアをしなければ死を招く」といった意味です。

1998年頃から米国歯周病学会が、歯周病が循環器疾患や糖尿病および低体重出産の大きな危険因子になっていることを発表しました。

これがきっかけとなり、「Floss or die?」のキャンペーンが始まったのです。

怖すぎですね。

歯間ブラシやフロスをしなければ、歯周病になっても仕方がないと思います。

そして、歯周病の治療(例えば麻酔をして歯肉の中の見えない所の歯石取りやレーザー)をしたからと安心し、歯間ブラシやフロスをしないでいると、また歯周病の症状が再発します。

一度レーザーを当てたからと安心する患者様が大勢いらっしゃいます。それは大きな間違いです。

ご自身のケア(ハミガキ・歯間ブラシ・フロス・洗口剤)を怠ると、また歯石は付きます。

それが炎症を起こし、歯肉は腫れます。出血します。

骨がどんどん溶けてなくなり、歯は揺れ始めます。

揺れてる歯を元通りにする治療はありません。隣の歯と接着剤で固定する程度でしょう。

ご自身の健康を守るのはご自身であって、歯医者ではありません。

歯医者はその手助けをしているにすぎません。

どうか皆様、その事をご理解頂きたいです。

皆様の健康を願っております。

では、また・・・。

 

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