噛み合わせが人生を変える

2013.06.11 / 未分類 / Author:

こんにちは。あっという間にまた新しい週が始まりました。皆様いかがお過ごしですか?

さて先日、院長が所属する「日本顎咬合学会」より本を頂きまして、私、読み始めました。

「噛み合わせが人生を変える」という本。

まだ読み始めたばかりですが、納得できることばかり書いてあります。

 

脳や胃腸と同様に、歯も立派な「臓器」です。

しかし、大切な臓器を1本くらい失っても問題ない」と思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。

歯を失って満足に噛めなくなると、肩こり・腰痛・不眠症・うつなどの不調や、メタボリックシンドローム・運動障害・脳梗塞や認知症などを招きやすくなります。

逆に、正しい噛みあわせで十分な咀嚼が出来る人は、いつまでも元気で若々しい生活を謳歌することができます。

この本では、お口の健康を保つことでいききとした人生を手に入れる「健口長寿」の実践法をご紹介しています。

歯周病の話からはじまり、口腔ケアを徹底することで、インフルエンザの発症率が10分の1に激減したというようなことから、

きちんと噛んで食べている子供ほど、運動能力や成績が向上するとか・・・。

盛り沢山な内容です。読んでいて、確かにそうだな・・・と納得できることばかり。

乳歯のうちにむし歯を作ると、親御さんは “どうせ、生え変わるし・・・” と思っているかもしれませんが、虫歯は咀嚼機能が働かなくなる第一の要因なのです。

どうせ生え変わるのだから問題ないと母親は思い込み放置していると、ストローで飲み物を吸えない・ろうそくの吹き消しができないというような事がおこり、咀嚼筋が左右対称に発達せず、口元の締まりも悪くなります。

よく噛まずに飲み込んでしまう・・・・。

きちんと噛んでいない子供は、朝なかなか起きることができない、風邪を引きやすく、アレルギーになりやすい、何事にもやる気が起きないといった傾向も指摘されているそうです。

良く噛んで食べるという行為は、本当に大切です。

咀嚼回数が減ると、噛むための筋肉や顎が十分発達しないと、歯並びが悪くなります。

特に下の顎が小さくなり、上と下の顎の噛み合わせがずれてしまうのです。

最近よく拝見することが多い、「顎関節症」。まさのこの不正咬合の代表的なものです。

という自分も不正咬合なのですが(^_^;)、顎関節症は顎だけでなく頭や顔面、首などにも痛みが出てくるのです。

口が大きく開けられない・硬い物が噛めない・口を開けると顎がカクッと鳴る・口を開けると顎が痛いなどの症状です。

症状が重い人は、うつ状態になったり、歩行が困難になることもあります。

不正咬合が引き金となり、姿勢が悪くなり、肩こり、腰痛の症状がでてしまうこともあります。

院長の出身校である明海大学歯学部の臨床研究では、不正咬合が体だけでなく睡眠にも影響する可能性があることを報告しています。

顎関節症の患者様にお話を聞くと、たいていの方は首や肩が凝るとおっしゃっています。

そういう私も同じなのですが(^_^;)、人はストレスなどで緊張すると無意識のうちに歯を食いしばります。

また寝ている時もリラックスできずに歯ぎしりをしていることがあります。それを指摘しても、自覚できる人はまずいませんが(笑)・・・。

このすごい力での噛みしめで歯根破折になる方が多いですね。歯周病も悪化させます。

ですので夜寝ている時のマウスガードは必要不可欠ですね。もう何度となくブログでご紹介しています。口を酸っぱくして言っているマウスガード。

 

歯並びが悪いと口が開きっぱなしの状態になり、「口呼吸」になりやすくなります。

そうなると口腔内が乾燥して、口からウィルス細菌などが侵入しやすくなります。

歯並びの悪いお子様に矯正治療をおすすめするのは、ただ見た目だけの問題ではなく、大人になってからもこのような症状に悩まされない、健康な状態になってもらいたいからおすすめしているのです。

ただ高額な治療費を目的としているわけではないのです。

むろん顎の成長を伴う本格的な全顎矯正は、当院では矯正専門医にご紹介しております。

 

歯というのは0歳からの積み重ねで、1本の歯の価値は100万円と言われています。

全部で28本で2800万円。小学6年生でこの2800万円の定期預金を持たせて旅立たせる。

これが大事なことなのです。という歯科医もいます。

 

日本は世界最高の平均寿命を誇る国ですが、「不健康な期間」が約10年あります。

約10年は医療や介護のお世話になっている。なんとも情けない・・・。

咬合咀嚼機能の向上こそ不健康寿命の短縮に効果的なのですね。

 

皆さん、口腔ケアを頑張りましょうね!

 

 

では、また・・・。

 

« | »