歯根湾曲

2013.03.06 / 院内設備 / Author: admin

こんにちは。

先日、院長が私のCT画像を眺めていた時、あることを発見したようで、スタッフを呼び止めて何やら説明をし始めました。

それがこの画像。

画像の上の段で横に5枚のCT画像が並んでいます。

これは後頭部側から垂直に歯(骨)を断面にスライスした画像です。

注目して頂きたいのは、歯の根っこ部分。

左下の一番後ろの歯(7番)ですが、根っこの先端が

〝うにっ!”っと曲がっています。

院長は、

「性格と同じように、すごい曲がっているよ!」

と言っておりました。coldsweats01

えっ・・・(^_^;) そうかなぁ・・・。

院長は、「7番でこれだけ曲がってるんだから、親知らずの抜歯で泣くわけだ。」と話していました。

はい。確かに私は泣きました。あまりにも辛くて、泣いてしまいました。

そして学術書を引っ張り出してきて、

「難易度 〝D” だ!」と言っておりました。

え?何段階の 〝D” なの?と思い、本を見てみたら、

4段階の 〝D” !! ってことは、一番難しい。

 

私が抜歯をしてもらった時は、まだバリオサージはなく、

 

分割抜歯で骨をタービンで削っていました。

 

それ故に時間もかなりかかってしまった事を覚えています。

この写真も本に載っていたものですが、

このように歯を分割して歯冠部分と根っこの部分と分けて抜歯します。

右の写真のように、根っこが曲がっていたのでしょう。

 

抜歯後は顔の形がまるで茄子のように変わり、内出血で皮膚の色も変わりました。

本来は口腔外科へ行って抜歯するべき歯だったのですが、時間がなかったので院長に抜歯してもらいました。

その頃はCTもバリオサージもなかったので、仕方ありません。

しかし現在はどちらもあるので、私のように歯根湾曲の方の抜歯でバリオサージを使った方の経過をみると、私の時とは大違い!ほとんど腫れていません。

機械の進化はすごいなぁ!と思います。

 

このようにCTを撮るとどのくらい湾曲しているかですとか、神経にどのくらい近いかなどのことが分かるので、抜歯にかかる時間がおおよそ読めます。

ですので、そのような方の抜歯のご予約は平日12:00~か、夜19:00~といった予約の一番最後に入れさせて頂き、抜歯に臨みます。

他の患者様の合間で治療できる処置ではございませんので、どうかご了承ください。

そして、大きなレントゲンを撮影して、親知らずの位置が大きな神経に近いと判断され、抜歯をご希望の方はご了承の上でCTを撮影しております。

保険適応ですが、撮影するだけで4000円くらいかかってしまうので、事前に患者様にお話ししてご了承を得てからにさせて頂いております。

最近また思う事は、親知らずの抜歯は若い時にした方がいい、と強く思います。

私自身30代で抜歯をしてもらいましたが、傷口の治癒力は20代の方よりはるかに遅いと思いました。

そんな知識がまったくなかったものですから仕方ありませんが、ご来院される患者様には

「抜くのであればお若いうちに!」とおすすめしております。

親知らず抜歯ご希望の方は、学校が春休みのこの時期に、よろしければどうぞ!

では、また・・・。

 

 

 

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