ハブラシだけでは難しい虫歯予防

2011.04.17 / 予防歯科 / Author:

こんにちは。最近 「歯」 の事ではないブログが続いたので、久々に予防のお話。

ハミガキには3つの役割があります。

  1. 歯垢除去
  2. 歯肉のマッサージ
  3. 歯磨剤に含まれるフッ素などの有効成分の送達

です。

どれも重要な役割ですが、むし歯予防に最も重要なのが、③。

事実WHOでは、先進諸国のむし歯の減少には フッ素入りの歯磨剤の普及が寄与している とレポートしており、一方、カナダ・タスクフォースなどの世界のむし歯予防に関するガイドラインにおいては、フッ素入り歯磨剤を使用しないハミガキには、むし歯予防の効果に対する 科学的根拠が乏しい とされています。

つまり、むし歯を減らすには、歯ブラシ + フッ素 の強力タッグが不可欠なのです。

よく小さいお子様をお持ちのお母様に、「ハミガキ粉は付けた方が良いのでしょうか?」という質問をされますが、まさに 付けた方が予防効果は高まります。

ハミガキ粉の感触が嫌いでハミガキすること自体を嫌がるお子様に、無理にハミガキ粉を付ける必要もないと思いますが、そういった場合は徐々にで良いと思います。

むし歯ができやすいのは、歯のかみ合わせの部分の溝や歯と歯の間。こういった場所はハミガキが届きにくい場所です。

フッ素入りの歯磨剤を、そういった場所にしっかり到達させてむし歯予防効果を発揮させます。

フッ素は歯を 酸に強い性質 にし、初期むし歯の段階なら再石灰化を促進する力があります。

つまり、フッ素入りの歯磨き剤をむし歯になりやすい所に しっかり届ける、“局所送達”がむし歯予防の鍵なのです。

フッ素入りハミガキ粉と言っても色々な種類の物がありますので、そのお話はまた今度・・・。

ではまた・・・。

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