お砂糖の量
2017.07.30 / 健康&美容 / Author: admin
こんにちは。
暑い季節には、清涼飲料水を飲みたくなりますよね。
スポーツをされているお子様など、熱中症対策でポ○リスエットやアク○リアス等のドリンクを
保冷ボトルに入れて飲んでいる方も多いと思います。
実はこれらの飲み物には、多量のお砂糖が含まれております。
ポ○リウエットの100mlあたりの成分を見てみましょう。
●エネルギー : 25kcal
●炭水化物 : 6.7g
●カリウム : 20mg
●カルシウム : 2mg
●マグネシウム : 0.6mg
●ナトリウム : 49mg
※原材料:砂糖、ブドウ糖果糖液糖、果汁、食塩、酸味料、調味料(アミノ酸)など
人が汗をかいた時に失われるイオンを、効率的に吸収する為には適した飲み物だと思います。
ここで表示されている「炭水化物」とは食物繊維+糖質です。
こうゆう飲み物には食物繊維は入っていないので、表示されてる炭水化物の量が砂糖もしくは異性化糖の量ですね。
代表的な物の砂糖の量を調べてみました。
●レモ○ウォーター 糖度5.6% 28g
●アク○リアス 糖度4.6% 23g
●ポ○リスエット 糖度6.7% 33.5g
糖分量でみると、ポ○リウエットが一番入っていて、
スティックシュガーにするとなんと、11本分!
山盛りのお砂糖の水!とも思える飲み物だと思います。
ちなみにWHOが健康を害すると指摘するリミットは、
12.5g/日です。(大人は25gと言われています)
虫歯予防の為にハミガキだけを気を付けていても、
日常の飲み物にどれだけお砂糖が入っているのか気に留める方は少ないと思います。
イオン飲料だけでなく、缶コーヒーやエナジードリンク、炭酸飲料水にも多くのお砂糖が使用されています。
そしてお砂糖の入ったドリンクを飲んだ後に、ハミガキをする方はほとんどいないと思います。
毎食後ハミガキを頑張っていても、こうゆうドリンクを控えないと、虫歯予防はできないのですね。
そしてこれらで使用されている精製された白いお砂糖や人工甘味料が、体に及ぼす影響は以下の通りです。
1, 骨や歯や血管に蓄えられたカルシウム(Ca)を奪う
2, ビタミンB1欠乏症になる
3, 肥満や心臓病になりやすい
4, ガンの誘発
5, 甘味成分は細胞を緩め、その機能を低下させる
6, 思考力の減退、短気でキレやすくなる
7, 白砂糖の主成分であるショ糖は悪玉菌の餌
8, 麻薬よりも強い中毒性を持つ
歯にも良くないですが、体にも良くない・・・。
せめて日常の飲み物としては、お水かお茶、麦茶・・・等のお砂糖の入っていないものにしたいですよね。
ちなみに私は、”なんちゃってシュガーフリー生活”をしていますが、日常の疲れが軽減されました。
”なんちゃってシュガーフリー”とは、完全にお砂糖を絶つのではなく、それらが入っている飲み物は飲まない!クッキーやカップケーキ等、お砂糖が大量に入っていそうなお菓子は食べない!
という、ゆるーいお砂糖断ち。
それだけでも疲労感が違います。急激な血糖値の上昇がない為か、耐久性のある体になってきました。
そして、ここ16年は虫歯を作っていません!
お砂糖の量と、徹底した歯磨きで虫歯の発生は抑えられます。
お砂糖の量は控えることが、健康への第一歩なのかもしれません。
では、また・・・。