金沢区薬剤師会主催の研修会

2012.06.15 / 研修リポート / Author:

金沢区三師会にて行われました薬剤師会主催の研修会に院長と行って参りました。

お題は、

「うつ病の真実 -抗うつ薬の功罪・自殺予防の心得ー」というものです。

歯科治療とはあまり関係がありませんが、うつ病の方が増えている現代で、とても興味のある内容だったので私も聞いて参りました。

うつ病とは何か。

原因はストレスではなく、気質によるものが多いのだとか。

うつになりやすい人となりにくい人がいて、同じストレス環境にいたとしてもなりやすい人がうつ病を患ってしまう。

人の心の動きは、脳内で代謝される神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリン・トバミンetc.)によって調整されているが、生活上のストレスによって、脳内神経伝達物質の代謝異常が起こり、うつ病を発症する可能性が言われています。

うつ病にも典型的なうつと新型のうつがあって、抗不安薬・睡眠薬・抗うつ薬はどのように効くのか・・・・。

などなど、とても難しい内容でした。

「うつ病」と「ゆううつ」は違い、その中間に位置するいわゆる“グレーゾーン”の人が最近はとても多いのだとか。

そうゆう方を「新型(現代型)うつ病」と言っていました。

典型的なうつの場合、特徴として食欲が落ちるが、新型うつの場合はモリモリ食べれちゃうそうです。

そんな新型うつには、抗不安薬・睡眠薬にとどめ、抗うつ薬は処方しない方がいいのだとか。

良質な睡眠で良くなるケースが多いのだとか。

とはいっても歯科医がそのような薬を処方する機会もありませんし、出したところで保険では適用されません。

もし、自分の身内や周りにいる人がそうなった場合に、このような知識を知っておくだけで、随分役にたつと思います。

日本の医療は保険制度にがんじがらめにされ、薬さえ飲めば治ると思ってはいけないな。と痛烈に感じました。

精神科の場合、カウンセリングは自費というところがほとんどで、保険だと薬の処方しかしてもらえない所が多いと思います。

改めて日本の保険制度に疑問を持ってしまいました。

薬は必ず副作用があります。

血圧が上がったら血圧降下剤、膝が痛いから鎮痛薬、眠れないから睡眠薬、など当たり前のようにお医者様に出して頂いた薬を飲んでいる方も多いと思いますが、はたしてそれで良いのかな?と疑問を持ちます。

血圧が上がった原因は?膝が痛い原因は?眠れない原因は?

それをたたなければ治らない気がします。

歯周病やむし歯だって、その原因を探って患者様に改めて頂かないとまたむし歯ができます。

同じことですね。

心も体も本当に健康でいたいな、と思いました。

では、また・・・。